三洋エネループの特徴

三洋電機が開発し、FDKトワイセル(旧・三洋エナジートワイセル)が製造発売されたニッケル・水素蓄電池の商品名です。この商品のコンセプトをベースに2006年以降展開されている商品群「eneloop universe(エネループ ユニバース)」シリーズにつけられたブランドでもあります。そんな、三洋エネループの特徴についてまとめてみました。



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三洋エネループの特徴

三洋エネループとは


電池のeneloop(単3形)はeneloopのパッケージに収納されている同製品とソニー・サイクルエナジー(単3形)です。eneloopのパッケージはこのように電池ケースとしても使えるようになっているが、サイクルエナジーの場合はそうなっていません。


従来のニッケル・水素蓄電池の、「自然放電が多く、充電した状態で販売することや、充電しておいて非常時の電源として用いることは現実的でなく、一次電池と比較して緊急時用途や、買い置きには不向き」「メモリー効果現象があり、乾電池のように気軽に使うことが難しい」といった欠点を改良。自然放電を極力抑え約1年放置しても約85%の残存率を持ち、メモリー効果を抑えている点が最大の特徴なのです。


充電された状態で流通し、店頭に並べられ、二次電池でありながらも「買ってすぐ使え、継ぎ足し充電が可能」な乾電池として、アルカリマンガン乾電池など一次電池にかわる21世紀の新電池として発表されました。


2009年11月14日発売の新製品では本製品の製造出荷時の充電に太陽光発電による電力を使用しており、グリーン電力証書を取得しています。「使い捨てない電池」という開発コンセプトのもと環境にも配慮しており、外装パッケージは再生PETを使用、電池保管ケースとしても使用できるように考慮されています。また、すべての製造を日本国内で行う「純国産」製品である。なお、一部充電器にはMADE IN CHINAと記載されています。


三洋エネループの特徴