三洋エネループの特徴

三洋電機が開発し、FDKトワイセル(旧・三洋エナジートワイセル)が製造発売されたニッケル・水素蓄電池の商品名です。この商品のコンセプトをベースに2006年以降展開されている商品群「eneloop universe(エネループ ユニバース)」シリーズにつけられたブランドでもあります。そんな、三洋エネループの特徴についてまとめてみました。



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三洋エネループの特徴

三洋エネループの長所と短所


三洋エネループは乾電池の中でも、とてもオーソドックスなものですが、三洋エネループの特徴としては従来のニッケル・水素蓄電池と比べて、次のような長所があります。


@0.05V程度と僅かながら電圧が高いことによるメリット
A長期放置時における自然放電や電圧低下が抑えられているため、充電された状態で販売されており、初回に充電することなく購入後すぐに使用可能
Bメモリー効果が抑えられており継ぎ足し充電が可能
C充放電可能回数が、従来型は約500回であるのに対し約1500回の充放電可能回数を実現している
D低温環境下でも性能の低下が少ない
E「eneloop」以前に発売されたほとんどの三洋製充電器にも使用可能。
F外装には抗菌剤を添加。


一方、短所 として
@公称電圧は従来のニッケル水素蓄電池と同じ1.2Vで、一部機器では使用不可
A従来のニッケル水素蓄電池・HR-3UGの公称容量が2700mAh(単3形)なのに対し、2000mAhと少ない
B被覆カバーが厚く、通常の乾電池と比べて若干横幅が太いため、ミニ四駆などの電池ボックスのサイズが狭い機器では電池の取り付けがしづらい場合がある。無理に装着を試みると、被覆カバーが破損するおそれがある。破損した場合は再使用・再充電してはいけない。などの特徴があります。


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